11記念日です。 |
じめじめ空によく合う傘の企画展を今年も開催するので、
出来上がったチラシを早く配らねば~。と店の前の道路のチェーンを越えようとした途端つまづいて転んだ大澤です。いつもありがとうございます。
左ひじが痛すぎて重いものが持てなくなりました。。。
今回の企画展は(というかこの時期に開催する企画展はだいたいそうなんですが)、チリングスタイル11周年記念ということで開催を決断しています。
それは昨年の鈴木マサル展だと10周年。一昨年のだと9周年というふうに
自分の中で「記念日に向けて頑張るぞ!」の意味で始めます。
なのにいざチラシを作り告知という段階に入ると、すっかり「周年記念なのです。」という事実を伝え忘れるわけです。
たまに思い出しては「実は。。。」という風に聞かされた人も何人かいらっしゃるのではないかと思います。
この時期にイベントをよくやろうとするのはそんな意味があったんですね~。
そんなかんなで今年はちゃんとお伝えしようと思い、こうやってダラダラとおしゃべりしています。笑
28歳で始めたこのお店。今年で僕も40歳です。節目というか、大人になってきたな~。としみじみ思ってます。遅いですが。
オープン当初のお店
すっかり取扱いのアイテムも増えて、雰囲気もちょっとずつ変わってきているとは思いますが、
コンセプト変えずここまで続けてこれたのもお蔭さまだと思っております。
和と北欧の融合
↓
富山のライフスタイルに北欧のデザイン性を+(プラス)する。
といい方はちょっと変えてますが、同じ意味合いです。
富山のライフスタイルは、モノに圧迫(誘惑が多いとか、持て余す量だとかそんな意味)されずに、質の高い生活を志向するには絶好の場所。
看板も多くないし道も広いし人も多すぎないし、適度に都会だし。見どころ多いし、水美味しいし。種類は多すぎないけど、素敵な服も売ってるし。
家は快適な広さだし、車も持てるし。モノづくりだって盛んだよ。友達職人。その友達はデザイナー。
伝わりますかね?
北欧の生活が素敵だね~。と云われるのはきっと質の高い生活をしているのだろうな~。と想像できることと、自分自身ができていないと感じるところに憧れ感ができるのかな~。と思います。
店のオープン以来、生活の中で身近なところに豊かさを求めるアイテムとして「食器」を提案してきています。
iittalaやmarimekkoといったフィンランドのアイテムや、最近だと有田焼や波佐見焼、九谷焼などですね。
毎日使うものに愛着が出てくると、とたんに生活って楽しくなるなーと思います。
話は変わりますが。
お店をオープンして以来「鈴木マサル」というテキスタイルデザイナーに片思いしてきました。
一昨年から鈴木マサル展を開催するようになり、マサルさんと言葉を交わす毎に、生活実感としてテキスタイルってとっても身近だよね~。と感じるようになりました。
あかちゃんが生まれて歳を経て亡くなるその日まで欠かさず身に着けるのがテキスタイル。
衣食住の最前線なんですね。
テキスタイルをデザインするって生活すべてをデザインすることなんですね。
テキスタイルは身近すぎて、生活の中で方程式みたいにカチカチに決まってしまい、自由度が少ないようにも感じています。
だからこそもう一回見直して、生活の中のテキスタイルの取り込み方を考えてみると、生活がもう一段楽しくなるんじゃないかな~。と思うんです。
テキスタイルと食器。生活に身近すぎるこの2点を押えると、生活の質を上げることになるんじゃなかろうか。豊かな生活ができるんじゃなかろうか。と思い描いてます。
そういうことを思いながら、今回の企画展見てもらうと嬉しいです。
思いつくままダラダラと書き連ねましたが、チリングスタイル12年目が始まりました。
これからも変わらず面白がって頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。